INTERVIEW

社員インタビュー

挑戦による変革こそが
大丸松坂屋百貨店の強み

  • 大和 隼治

    JFRこどもみらい株式会社(出向)
    2009年入社
    経営学部
    市場経営学科卒

  • 村川 佳織

    本社 営業本部
    営業企画室
    販売促進・広報担当
    2010年入社
    文学部 人文科学
    地域システム科学科卒

  • 田端 竜也

    J.フロントリテイリング
    経営戦略統括部
    経営企画部
    2011年入社
    海洋科学部
    海洋生物資源学科卒

  • 李 梦瑩

    本社
    経営企画室
    経営企画部
    2013年入社
    経済学部 経済学科卒

やりたいことに
チャレンジさせてくれる会社

村川私は、百貨店が街に与えるインパクトに注目して入社したので、売場にとどまらず、百貨店そのものをプロデュースするような仕事をしたいと思っていました。入社後3年間は売場で接客業務にあたっていましたが、直属の上司には、ことあるごとに想いを伝えていました。すると、営業企画室への異動が決まり、念願だった販売促進業務に従事することになったのです。挑戦したいという意欲をきちんと汲み取ってくれる会社なんだなと実感しました。みなさんはどうですか?

私も、入社直後は売場に配属されました。勤務する中で「インバウンド」という言葉を知って関心を抱くようになったのですが、ちょうど同じ時期にインバウンドの専門部署が設立されて、異動することになったんです。村川さんのように上司に訴えていたわけではないのですが、やりたいことにチャレンジできている実感はあります。

田端私は、大学時代にアメリカでマーケティング調査を経験したことから、マーケティングや事業開発に興味を持つようになりました。就職活動では、もっとも事業を大きく転換させる必要性に駆られていると思ったことから、百貨店業界に注目しました。事業開発に関わるチャンスが多いはずだという期待があったからです。2人と同じで、入社後3年間は売場で実務に携わりましたが、その後は新規事業開発室という念願の部署に異動させてもらえました。また、在職中に大学院に通わせてもらい、経営学修士や経営工学修士を取得。これによって視野や関心の対象が広がりましたね。

大和視野や関心の対象を広げさせてもらっているという点は、田端君と同じだな。もとはリビング関連の売場づくりに携わりたくて入社したんだけど、選考の時点から「その可能性は低い」と言われていたんですよ。実際、入社後は女性向けの雑貨フロアで5年間勤務して、6年目にはまったく想定外だった経営企画に従事することになった。リビング関連の売場づくりに関わりたいという希望は訴え続けていたんだけどね。でも、異動してから気づいたんだけれど、自分の場合、未知の領域の職務に就いて視野を広げ、そのなかから興味の対象や注力できる課題を見出していくほうが向いているのかもしれない。会社が、自分以上に自分のキャラクターを理解して機会を提供してくれている感じだね。

村川みなさんの話を聞いていて改めて感じましたが、きちんと意思表示することが大切ですよね。すぐに希望と直結する職務に就けるかどうかはともかく、主張を受け止めたうえで、本人の適正やビジョンに見合った道に進ませてくれている気がします。私自身、売場で勤務していたころは自分に合っていない仕事だと感じていましたが、いま従事している販売促進業務は、現場を理解できていなければ話になりません。向き・不向き以前に、やりたい職務に就くためには必須だったのだと思います。

田端新たな事業を考える上でも、仕入れて販売して利益を生み出すという百貨店ビジネスの基本を踏まえておかなければ、何が新しいのかも判断できない。希望もさることながら、個々のキャリアメイクに何が必要なのかも考えてくれる会社なのだと思うな。

大丸松坂屋百貨店は、
こんな風に変わってきた

大和私の入社当時は、会社が非常に強い危機感を抱いていた時期でした。社内では"効率化"に象徴されるような「改めなければいけない」という意味合いのキーワードがよく使われていました。最近は「発明」「未来」「街づくり」など、ワクワクするような表現が多用されているよね。当時の危機的状況を乗り越えたことで、さらなる成長を目指そうという前向きな局面にシフトしたのだと実感します。ここにいるメンバーは、みんな入社年が違うけど、変化を感じていますか?

田端私は大和さんと同感ですね。入社時は「この業界は、いま危機的状況にあります」といった話が大勢を占めていました。実際、「営業改革」「ローコストオペレーション」など、ひっ迫感のあるキーワードが多かった記憶があります。昨今は、さまざまな取り組みが奏功して業績がかなり上向いています。生み出してきた余裕を活用し、次の成長ドライブをつくりあげていこうというのが今の局面。すごく前向きさを感じますよね。

このなかでは私が一番入社が遅いですが、それでも入社時から比べて変わっていると思いますよ。新しい部署が次々と創設されていますよね。大和さんが指摘なさった「未来」「発明」などのキーワードをテーマにした先進的なセクションも誕生しています。従前の百貨店ビジネスの枠を超えて、多様なジャンルの職務にチャレンジできるようになってきたなと感じます。先ほどは、やりたい仕事に挑戦させてもらえるという話題でしたが、今後を考えると、私自身がより楽しみになります。

村川私は、みなさんとはちょっと感じ方が違いますね。札幌の大丸を身近で見て育ったためか"常に新しい発想を採り入れて、いちはやく世間に発信するのが大丸"というイメージがあるんですよ。つまり、入社時と今を比べて特別な変化があったとは思わないんです。むしろ、いい意味でスタンスが変わっていないと感じています。大丸は300年、松坂屋は400年も存続していますが、こんなブランドは、国内はもとより世界的に見ても希少ですよね。これだけの歴史を積み重ねていれば、ある意味、土台は変わりようがないとも思うんです。李さんが指摘したような新たなセクションの創設や、そこを通じた積極果敢なチャレンジは、強固な土台の上の部分での取り組みです。土台がしっかりしているからこそ、チャレンジによって全体が傾いたり倒れたりすることがない。お客さまも、ここに信頼を置いて、私たちの新たな取り組みを受け入れてくださっているのではないでしょうか。

自らを変える積極性こそが
大丸松坂屋百貨店らしさ

私は、大丸松坂屋百貨店がさらなる成長を遂げていくためには、意思決定のスピードアップが不可欠だと感じます。小まめな報連相の積み重ねで着実に歩みを進めていこうとするのは、ある意味で日本の優れた伝統文化だと思います。ただし、インバウンド関連業務を通じて海外企業とやりとりしていると、スピード感の面では圧倒的に後れを取っていると感じます。もちろん、報連相をないがしろにするべきではありませんが、意思決定のプロセスや権限を見直して、省略できる部分にメスを入れる必要もあると思います。先輩方は、どのような点が改善課題とお考えですか?

大和李さんが言うように、もっと若い世代に権限移譲してくべきだと思いますね。スピードアップもさることながら、社員ひとり一人の自立的な判断力を高めるためにも必須です。身近なところでいうなら、上司の呼び方かな。「さん付け」が定着しつつあるけど、部署によってはまだ役職名で呼んでいる部署もある。日ごろから役職名で呼ばれていると、本来の責務を果たせているかどうかを自問自答しなくなってしまう。呼び合う際はシンプルに名字だけでいい。そのほうが「個の資質」に対する意識が高まるはずですし、社員同士のコミュニケーションも、もっとフラットになり活性化するはず。そのうえで権限移譲を進められれば、"無謀"とは一線を画した、あるべき"チャレンジ"を増やしていけると思うんだ。

田端私たちは、世間から「百貨店業」として位置付けられているようでは、時代の先端を走っているとは言えないと思うんです。究極的には「大丸松坂屋百貨店業」のような、我々にしか当てはまらないカテゴリーを創出するくらいの意識が必要です。現在も、不動産業や保育事業、金融事業などに進出していますが、もっともっと従来の枠を超えた事業に乗り出すべきですし、それを世間に認知していただかなければ。そのためにも、部署や職種を問わず、全員がニーズに敏感になる必要がありますよね。

村川同感です。全社員が俯瞰してものごとをとらえるような視点をもっと強化するべきだと思いますね。私自身の経験に照らしても、特にお客さまと直接やりとりする販売現場では、目の前の業務で手一杯になってしまいがちです。しかし「真にこのお客様のためになるモノやサービスはなんだろう?」「お客さまが求めていらっしゃる以上のお応えはないか?」といった、より大きな視点からものごとをとらえる考え方を習慣づければ、新たなチャンスを見出せると思うんです。ひと昔前の百貨店は"あらゆるモノを売る場"でしたが、これからはモノだけではなくて、お客様が求めるあらゆるニーズに応える場を目指すべきだと思います。

「まずはやってみよう」と
自ら行動できることが重要

大和今後の大丸松坂屋百貨店が目指すべきところを語ってもらいましたが、そこに照らすと、どのような人に仲間になってもらいたいですか?

私はスピードアップを課題に挙げましたが、そのためには人とのコミュニケーションを厭わない人と一緒に働きたいですね。組織である以上、どのような職務も、単独では成し得ませんから。折衝や合意形成などのテクニック論を求めているわけではなく、説明して理解・協力を得るという行為自体を苦にしないことが大切だと思います。

村川私は、自発的に動ける人ですね。大丸松坂屋百貨店は、「やらされている」「与えられている」というスタンスで仕事にあたる人には苦しい職場かもしれません。冒頭でも触れたように、きちんと主張して、自らやりたい職務を勝ち取って取り組むような姿勢が大切だと思います。

田端村川さんと同じですね。就職先としての百貨店は、ひと昔前は安定や手堅さというイメージがあったと思います。でも、もはやその考え方は捨てなければなりません。どんどん新しい事業分野を切り拓いていく必要があるわけですから、変化を楽しめるような人を歓迎したいです。

大和キーワードは、目標に向かう「行動力」ですね。私もみんなと同感です。加えるとするなら、あれこれ考えこむより「まずはやってみよう」と思う人のほうが、存分に活躍できる気がします。こんな話を聞いて「ぜひ入社したい!」と思ってくださるような学生さんには、どんどん門をたたいてきて欲しいですね。