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PROJECTS 02

ファッション サブスクリプションチーム

座談会

ファッション

サブスクリプションチーム

座談会

デジタル事業開発部では、2021年3月にオンラインの新規事業として、ファッションサブスクリプションサービスをスタートします。ブランドファッションを定額で借りることができるもので、これまでの百貨店にはなかった全く新しいサービスです。
サービスの立ち上げに取り組むチームのメンバーのうち、田端竜也さん(2011年入社)、窪川有咲さん(2013年入社)、橋本一毅さん(2013年入社)、高橋諒大さん(2019年入社)の4人に、チームの取り組みや、新規事業を開発することの苦労について語っていただきました。

PROJECT MEMBER

  • 田端 竜也

    田端 竜也

    2011年入社

    2011年

    大丸松坂屋百貨店
    大丸札幌店

    2013年

    JFR IT新規事業開発室

    2015年

    JFR グループICT戦略推
    進室

    2016年

    JFR 経営戦略統括部 
    経営企画部

    2019年

    JFR 経営戦略統括部 
    あたらしい
    幸せ発明部

    2020年

    大丸松坂屋百貨店
    デジタル事業開発部
    ※社内ベンチャー、
    事業立上げ責任者

  • 窪川 有咲

    窪川 有咲

    2013年入社

    2013年

    大丸松坂屋百貨店
    大丸東京店

    2015年

    大丸松坂屋百貨店
    大丸東京店
    営業推進部

    2020年

    大丸松坂屋百貨店
    デジタル事業開発部

  • 橋本 一毅

    橋本 一毅

    2013年入社

    2013年

    大丸松坂屋百貨店
    大丸札幌店

    2016年

    IFIビジネススクール
    マスターコース

    2017年

    大丸松坂屋百貨店
    東京店
    営業推進部

    2020年

    大丸松坂屋百貨店
    デジタル事業開発部

  • 髙橋 諒大

    髙橋 諒大

    2019年入社

    2019年

    大丸松坂屋百貨店
    大丸札幌店

    2020年

    大丸松坂屋百貨店
    デジタル事業開発部

ファッションサブスク事業で新たな価値を創造する

ファッションサブスク事業で
新たな価値を創造する

――ブランドファッションを定額でレンタルできるサービスは、百貨店としては新しい取り組みです。どのようなビジョンを描いているのでしょうか。

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バブル以前、百貨店産業は小売の王者と言われるほど力強い成長をしてきましたが、バブル後、ファストファッションやECといった大きな時代の流れに乗れず非常に厳しい状況となっています。その中で、モノを「買う」から「共有」するという消費者心理の変化はそれらに通じる大きな変化であると私たちは捉えており、その流れに今度は乗り遅れないようにしなければいけないと考えています。近年急速に普及している動画配信サービスなどを筆頭に“情報”は当たり前のように多くの人が所有せずにサブスクライブするようになりました。ただ、“モノ”をサブスクライブすることを大成功させている企業はまだありません。将来的に“モノ”をサブスクライブさせる企業といえば、第1に名前が上がる企業として名前が上がるようなサービスを創造していきたいと考えています。その第一歩が今回立ち上げる、ファッションのサブスクリプションサービスです。

――直感的に「買う」と「共有」するは相反するもののように感じますが。どのように考えているのでしょうか?

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音楽がストリーミングでいつでも、どこでも、CDを購入しなくても楽しむことができるようになったことで、そのアーティストや曲を楽しむ人の裾野が広がるとともに、レコードのジャケットやコンサート、ライブの価値が再認識されています。その結果、より洗練された、ストーリーやこだわり詰まった“モノ”はしっかりと消費者の心を捉え、購入にも繋がっています。短絡的には確かに「共有」することは「購入」を妨げるかもしれませんが、私は粗悪な物やストーリーのないものが淘汰されて、本当にいい物作りがなされているものは「共有」によって「買う」が促進されると考えています。そもそも、立ち上げる前から既存事業への影響を過度に考えて縮こまっていたら、新規事業なんてできないです。

――チームの中でのみなさんの役割と、これまでのキャリアをそれぞれ教えていただけますか。

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私はプロジェクト全体の設計とコントロールをする事業責任者として、立ち上げからずっと関わっています。もともと細胞生理学といった畑違いの理系人間ですが、入社後に国内と海外の2つの大学院でMBA(経営学修士)とMOT(経営管理工学修士)を取得しました。社内では研修期間後は、J.フロントリテイリングの事業開発畑を一貫して担当しています。なので、社内外から百貨店っぽくないよねといつも言われてます…。

私は3月のローンチに向けてUIやUXの設計を担当し、エンジニアとクリエイティブディレクターの橋渡しをしながら、サービスの全体像を作り上げてきました。サービスが始まると、お客様とのコミュニケーション(CRM)や広報的(PR)な役割も担当します。百貨店で広告やWEBコンテンツの企画制作を経験して、この事業の公募に手を挙げて、メンバーとして参加しました。

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私は商品の買い付けや品揃えといったいわゆるバイヤーの領域を担当しています。以前は大丸東京店で販売促進の企画立案担当でした。もともと、バイヤーになりたくてこの会社に入ったこともあり、会社からの派遣で1年間ファッションビジネススクールに通ってファッションビジネス全体を学んだ経験もあります。私は、20年9月の定期異動からチームに加わっています。

私は入社以来、大丸札幌店の売場で紳士用品の販売を担当していましたが、入社1年半でこの部署に異動しました。青天の霹靂ですね(笑)。チームでは、服をお届けする際の段ボールやハンガーなど、お客様との接点となる物品を設計するといった資材の設計・管理を任されています。また、サービス立上げ後に事業のデータを分析し、サービスを改善したいくデータサイエンスの領域を担当するために、現在はその技能習得を日々努力しています。

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大丸松坂屋百貨店のDX戦略

FASHION SUBSCRIPTION SERVICE

百貨店とは独立したベンチャーとして
事業を立ち上げ

――ファッションサブスクリプション事業は、サービス開始までそれほど時間がない中で準備をされてきたと思います。どのような苦労をしながらここまで進めてきましたか?

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個人的には、今回のサービスは百貨店とは独立したベンチャー型の新規事業として立ち上げることにこだわりました。ここ数年は新規事業の中でも、オープンイノベーションと呼ばれるベンチャー企業との新規事業共創や出資を担当していましたが、やはりスピード感が全く違います。お客様や店舗、システムといった既存の百貨店の資産を利用するとなると、多くの人が関わり、その調整にどうしても時間がかかり、事業のコンセプトも定まりづらくなることを多くの社内新規事業に関わる中で感じていました。もちろん一長一短はありますが、黎明期の市場に挑戦する以上は、スピード感とコンセプトの一貫性は最重要と考え、非常に拘っています。結果、経営陣も理解してくれて、かなり自由にやらせてもらってます。もちろん数値上のコミットメントはかなり厳格に設定しています。たぶんチームのメンバーにはこの自由度に逆に苦労させてるかもしれないです。百貨店の店舗とは違って担当する範囲が広くなんでも自分たちで考え、前に進めなければいけませんので。ただ、絶対にやり切った時に大きな自信と力になるので踏ん張ってもらってます。

ファッションサブスクリプションでやはり大変なのは、お取り扱いさせて頂くブランドさんを開拓することですね、アメリカやシンガポールでは大きなマーケットになっていますが、「百貨店は売れなくなったから貸す方に走るんですか」と最初は大体思われてしまいますよね。丁寧に私たちが考えていることをお取引先様に説明し、理解していただいて、協力していただくことの難しさを感じました。もう一つは前例がなかったことです。先程の田端の話じゃないですが、店舗では前任者がいて、前年の実績がありますが、何もない中で進めるのは簡単ではなかったですね。

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入社以来、基本的には与えられた仕事をしてきましたので、常に考えながら動かなければといけないと感じています。人数も少ないですし、自分から行動しないと業務が進まないので、仕事に対する考え方が変わりました。

入社2年目でこの部署に配属された高橋さんは、まさに成長中ですよね。窪川さんはどうですか。

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ファッションのサブスクリプションサービスは日本ではまだ格好いいイメージがありません。洗練されたブランドのパートナーたちとファッションのサービスを創っていく以上は、使ってくれるお客さんがかっこいい、友達に話したくなるサービスになることを目指すなかで、外部のディレクターたちと膝を突き合わせて、デザインをミリ単位まで詰めて調整するのには非常に時間がかけたのが印象に残っています。でも、しんどいとは思いませんでした。こだわり抜くという経験ができたのは本当に良かったです。百貨店の中だとそこまで突き詰めていった経験がなかったので。

FASHION SUBSCRIPTION SERVICE

FASHION SUBSCRIPTION SERVICE

変わることや新しいことを
楽しめる会社

――サービスの開始に向けて、どのような期待を持っていますか。

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まずは、私たちのサービスがお客様に受け入れられて、ファッションの新しい消費体験を楽しんでもらえるの一番です。その先に“モノ”のサブスクライブという新しい市場が開けてくることにワクワクしています。それと同時に、百貨店業界が大きな転換点を迎えている中で、この事業をきっかけに、どんどんと新しい事業に失敗を恐れずに挑戦する雰囲気や組織風土が盛り上がって欲しいですね。今回の取り組みは、チームの経験としてももちろんですが、会社としても、すごく大きな財産になると思っています。

事業を成功させたい気持ちが第一です。誰かと一緒にシェアすることや、サブスクはこれからも広がっていくと思います。さらに世の中の価値観が変わっていくことを楽しみにしながら、新しい価値観を持った人に寄り添えるサービスにしていきたいですね。

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――サービスが始まるとチームも人数が増えて、ファッションサブスクリプション事業も組織が大きくなっていくと思います。これからエントリーを考えている人に、どのようなメッセージを伝えたいですか。

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2年前にはコロナで日本がこんな状態になるとは思ってなかったですよね。ものすごいスピードでいろいろなことが変化しているので、この会社に限らず、変わることや初めてのことを楽しめるかどうかが大事かなと思います。やりたいことに当社がたまたま合えば嬉しいですね。

私たちが取り組んでいることは、旧来の百貨店のイメージにはあてはまらない事業です。新しい風を吹かせたいと考えている人に、デジタル事業開発部はぴったりだと思います。

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会社にも若い人から新しいアイデアを吸い上げようという姿勢があります。当社はどんどん挑戦できる場所だと思いますので、新しいことをやりたい人に来ていただきたいですね。

当社は本当に変わろうとしていますし、社長の澤田を中心に私たちがしっかり新しいことにどんどん挑戦するフィールドは作っていくので、本気で会社を、百貨店を、そして大袈裟ですが世界を変えたいと思っている人と一緒に働けたら嬉しいです。興味がある人はぜひ私たちのチームにも参加してほしいですね。

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※所属部門は取材当時のものです