事業を感じる

大丸・松坂屋のVMD（ヴィジュアル・マーチャンダイジング）は、商品のディスプレイから大掛かりな内装まで、店舗の個性を引き出し、常に新鮮な世界観を提供してきました。30年のキャリアをもつVMD担当者の目には、店舗空間の未来はどのように映っているのでしょうか。

2021年に大丸松坂屋百貨店が始めたAnotherADressは、服と人の次のつきあい方を考える「ファッションの定額サブスク」。リアルな店舗を持たずに20,000人の会員を獲得した、この新しいサービスの背後にある思想を開発者に聞きました。

「本店のない百貨店」といわれる大丸・松坂屋。全国に展開する15店舗は、長い年月をかけて地元で独自の価値観を育ててきました。京都店、神戸店、札幌店、須磨店を代表するメンバーに「わが街らしい」プロジェクトと、その背景にある地元への想いを語ってもらいました。

「店頭に足を運ぶ価値」を探すために、2021年に大丸東京店に開店した「明日見世」。このショールーミング型店舗は、お店の役割を「売ること／買うこと」から「出会うこと」へと転換させ、ブランドとの新しい関わり方、お買いものの可能性を拓きはじめています。

百貨店の伝統的な「外商」ビジネス。大丸・松坂屋では2020年に外商員をデジタルで支援するチームを設立。さらに外商員を「資産」と捉え、社会と連携しはじめています。オンラインの時代に、デジタルチームと融合した外商はどんな一歩を踏み出しているのでしょう。