株式会社大丸松坂屋百貨店

サステナブルな社会へ

トップコミットメント


文化やアイデンティティの根源である四季折々の自然風景が、地球温暖化による異常気象や、生物多様性の減少などの影響を受け、喪失の危機に立たされています。長い歴史の中で「四季を彩ること」をなりわいとしてきた私たちは、持続可能な未来を描くためにも、経済活動による自然への負荷が、自然環境の再生能力を超えない世界を、サプライチェーン全体で考えていく必要があります。

私たちはサステナビリティを企業活動に組み込むことで、より良い未来の創出を目指しています。サステナビリティ方針に基づいた3つのコミュニケーションワード「Think GREEN」(地球環境再生と事業活動の両立)、「Think LOCAL」(店舗を構える地域の魅力発信)、「Think SMILE」(当社に関わるすべてのステークホルダーの人権尊重と笑顔輝く社会の構築)を軸とした活動に取り組みます。この活動により、私たち大丸松坂屋百貨店は、お客様、お取引先様、地域の皆様、すべての人びとの心身ともに豊かなくらしの実現に向けて尽力いたします。

代表取締役社長
2024年3月
宗森 耕二

ステークホルダーと共に未来を考える
3つのThink


大丸松坂屋百貨店は、J.フロント リテイリンググループのサステナビリティ方針に基づいた3つのコミュニケーションワード「Think GREEN」(地球環境再生と事業活動の両立)、「Think LOCAL」(店舗を構える地域の魅力発信)、「Think SMILE」(当社に関わるすべてのステークホルダーの人権尊重と笑顔輝く社会の構築)を軸とした活動に取り組みます。

サステナブルな社会への取り組み


大丸松坂屋百貨店で取り組んでいるサステナブルな活動は「具体的な取り組み」でご紹介しています。

具体的な取り組みはこちら

データ集


大丸松坂屋百貨店では事業活動を通じた環境負荷を低減する取り組みを実践しています。
また、いくつかの社会貢献活動についてはNPO団体やパートナーと継続して取り組んでいます。

環境に関するデータ

(2024年度実績)

  • 【Scope1・2 温室効果ガス排出量】52,917t-CO₂ 2017年度比 マイナス64.2%
  • 【Scope3 温室効果ガス排出量】1,942,328t-CO₂ 2017年度比 マイナス27.2%
  • 【エネルギー使用量(原油換算)】59,100kl 2017年度比 マイナス23.2%
  • 【電力使用量に占める再エネ比率】75.3% 2025年4月末現在
  • 【廃棄物最終処分量】4,985t 2019年度比 マイナス30.2%
  • 【食品廃棄物処分量】483t 2019年度比 マイナス72.7%
  • 【食品リサイクル率】83.2% 2019年度比 プラス23.6㌽
  • 【食品リサイクル率100%店舗】2025年4月末現在 7店舗(15店舗中)

従業員に関するデータ

(2024年度実績)

  • 【従業員数】3,880名(専任社員・有期雇用者含む)
  • 【従業員に占める女性の割合】63.0%(専任社員・有期雇用者含む)
  • 【女性管理職比率】30.5%
  • 【障がい者雇用率】2.99%(※2024年6月時点 関係子会社特例)
  • 【平均勤務年続】21.3年(専任社員・有期雇用者含む)
  • 【育児・介護離職率】1.7%
  • 【男性育児休職取得率】92.8%
  • 【月平均残業時間(所定時間)】月あたり6.8時間(専任・有期雇用者含む)

社会貢献活動

(2024年度実績)

社外からの評価


CDP2024気候変動の調査において
「Aリスト」に認定

持株会社であるJ.フロント リテイリング株式会社は、国際的な環境非営利団体CDPによる2024年度の気候変動に関する調査において、最高評価であるAリストに5年連続で選定され、気候変動への取り組みや情報開示に関する先進企業として認定されました。Science Based Targets (SBT)イニシアチブの認定取得への取り組みや、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に沿った情報開示、RE100への加盟など、気候変動に対する取り組みが評価されました。

CDP2024気候変動調査Aリスト認定のロゴ

CDP2024 サプライヤー・エンゲージメント・リーダーに選定

持株会社であるJ.フロント リテイリング株式会社は、2025年7月にバリューチェーン全体における温室効果ガス削減活動が高く評価され、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。

CDP2024サプライヤー・エンゲージメント・リーダ―のロゴ

プラチナくるみん認定

当社は、くるみん認定を受けた企業の中で、仕事と育児の両立支援制度の導入や利用が進み、高い水準の取り組みを行っている「子育てサポート企業」として、2025年に厚生労働省より「プラチナくるみん」の認定を受けました。

プラチナくるみん認定のロゴ

くるみん認定

当社は2021年・2025年に、仕事と育児の両立支援に取り組む「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣より「くるみん」の認定を受けました。

くるみん認定のロゴ

えるぼし認定

当社は、2023年に女性活躍推進法に基づく厚生労働大臣認定「えるぼし」3段階目(3つ星)を取得しました。

えるぼし認定のロゴ

「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定

J.フロント リテイリング株式会社と当社は、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。

大規模法人部門 健康経営優良法人2025認定のロゴ

PRIDE指標「ゴールド」を受賞

持株会社であるJ.フロント リテイリング株式会社、及び当社を含むJFRグループ11社は、LGBT などの性的マイノリティ (以下、LGBT) に関する取り組みを評価する「PRIDE 指標 2024※」において最高評価である「ゴールド」を4年連続で受賞いたしました。「PRIDE 指標」とは 任意団体「work with PRIDE」が、企業・団体等の枠組みを超えて LGBT が働きやすい職場づくりを日本で実現するために策定した、職場における LGBT に関する取り組みの評価指標です。

PRIDE指標ゴールドのロゴ

TFTゴールドパートナー認定

特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」より、当社の2024年度の支援に対して引き続き「ゴールドパートナー」として認定いただき、感謝状とパートナーバッジを受領しました。

TFTゴールドパートナーのロゴ

「エコ・ファースト企業」に認定

J.フロント リテイリンググループは、2024年、環境省が行う「エコ・ファースト制度」において、環境への取り組みが評価され、「エコ・ファースト企業」に認定されました。
本制度は、企業が環境大臣に対し、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策など、自らの環境保全に関する取り組みを約束し、その企業が環境の分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っている企業(業界における環境先進企業)であることを、環境大臣が認定するものです。

エコ・ファースト企業認定のロゴ

日経SDGs経営企業ランキング

持株会社であるJ.フロント リテイリングは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みを格付けする「日経SDGs経営調査2024」にて、星4.5を獲得しました。「日経SDGs経営調査」は、「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」「ガバナンス」の計4つの分野に関する質問で構成され、企業向けアンケート調査や公開データなどから18の評価指標を作成し、企業を評価するものです。

日経SDGs経営調査の星4.5獲得のロゴ

その他 J.フロント リテイリンググループとしての社外からの評価はこちらをご参照ください。

各店舗のサステナビリティに関する取り組み


大丸松坂屋百貨店では各店をお客様とふれあう場として位置づけ、地域特性を活かした街の魅力化に繋がる活動を行っています。