トップコミットメント
私たちを取り巻く環境・社会変化のスピードは、近年、加速度を増しています。気候変動による影響は、海洋や生態系への目に見えない変化から、異常気象を原因とすると思われる様々な災害の多発へと、身近な脅威を実感するレベルへ急速に拡大しています。一方で、グローバリゼーションとICT化の進展に伴い、多様な価値観が生まれる中、ダイバーシティへの理解と共存が求められています。
私たちは、このような課題に積極的に取り組み、いつまでも笑顔で幸せにくらせる環境・社会を未来の子どもたちへ届けることが使命だと考えます。そのために、当社のあらゆる企業活動において「サステナビリティ視点」を最上位に位置づけています。グループサステナビリティ方針に基づく「7つのマテリアリティ」(「脱炭素社会の実現」「お客様の健康・安全・安心なくらしの実現」「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」「ワーク・ライフ・インテグレーションの実現」「地域社会との共生」 「サプライチェーン全体のマネジメント」「サーキュラー・エコノミーの推進」)と真摯に向き合い、未来へ向かう持続可能な社会の構築に向け、お客様、お取引先様、地域の皆様、従業員とともに取り組んでまいります。

J.フロント リテイリンググループの
サステナビリティ方針
大丸松坂屋百貨店は、J.フロント リテイリンググループの中核事業会社として、サステナブルな世界の実現を目指す様々な社会からの要請に向き合い、事業活動を通じた課題解決に継続的に取り組みます。

7つのマテリアリティ(重点課題)
企業として、地域の百貨店として、ステークホルダーの皆さまとともに取り組む活動を、グループサステナビリティ方針の「7つのマテリアリティ」に基づき設定しています。
大丸松坂屋百貨店 環境方針
私たちは、事業活動により発生する環境負荷低減のため、環境マネジメント推進体制を整え、定期的な見直しを行い、継続的に改善を進めます。
- 1.エネルギーおよび温室効果ガス排出削減の取り組み
- 私たちは、店舗や事業所のエネルギー使用の効率化をはかり、事業活動を支えるすべての人々とサプライチェーン全体での温室効果ガス削減に取り組みます。
- 2.持続可能な資源利用の取り組み
- 私たちは、お取引先様と協力しながら、廃棄物の排出抑制と環境負荷低減に努め、資源のリデュース・リユース・リサイクルを推進します。
- 3.環境に配慮した商品・サービスの提供
- 私たちは、事業活動を通じて、環境に配慮した商品・サービスをお客様に提供してまいります。
- 4.地域社会と連携した活動
- 私たちは、地域社会と連携し、環境保全活動に努めます。
数字で見るサステナビリティ活動
大丸松坂屋百貨店では事業活動を通じた環境負荷を抑える取り組みを実践しています。
また、いくつかの社会貢献活動についてはNPO団体やパートナーと継続して取り組んでいます。
環境に関するデータ
(2021年度実績)
社会に関するデータ
(2021年度実績)
社会貢献活動
(2022年6月末時点)
地域共生への取り組み
大丸松坂屋百貨店では各店をお客様とふれあう場として位置づけ、地域特性を活かした街の魅力化に繋がる活動を行っています。
サステナブルな社会への取り組み
大丸松坂屋百貨店で取り組んでいるサステナブルな活動について事例をご紹介します。
大丸・松坂屋
リサイクル&リユース活動
環境に配慮した(ECO)リサイクル・リユース活動を通じ、お客様の負担や地球への負荷を削減(OFF)する。
持続可能な参加型プロジェクト"ECOFF(エコフ)"は、循環型のお買物スタイルを提案します。
いらなくなったお洋服や靴、バッグなどを回収キャンペーンを実施しているお近くのお店にお持ちください。
ご参加いただいたお客様に代わり、大丸・松坂屋が環境のためにいろいろなカタチで役立てていきます。
大丸松坂屋百貨店の
サステナビリティの考え方
ESGモデル店舗
「大丸心斎橋店本館」
2019年9月にグランドオープンした大丸心斎橋店本館は脱炭素化のモデル店舗として、店舗で使用する電力の100%再生可能エネルギー化、館内照明100%LED化、社用車のEV車切替、屋上・テラスの緑化、都市養蜂に取り組んでいます。
また、地下連絡通路の利便性向上、デジタルインフォメーションによる多様なご案内、多言語フロア案内、マルチトイレの設置などによるダイバーシティへの対応をはじめ、利便の向上や賑わいの創出により、地域の活性化へ貢献する店舗を目指しています。
これらの取り組みが評価され、2021年、「令和3年度おおさか気候変動対策賞」大阪府知事賞を受賞しました。